皆様あけましておめでとうございます。
昨年は、猛暑などの異常気候が続き、大変厳しい一年でございました。
最近注目されている言葉に「気象病」というものがあります。カラダの様々な不調の原因が天候の影響であると考えられたものです。東洋医学では古来より、季節にそれぞれ特徴があると考えていました。
「春」は強い風が吹く。
「夏」は暑くて湿度が高い。
「秋」は空気が乾燥する。
「冬」は寒い。
その季節の特徴は、身体に対して影響を及ぼし、急激な変化や大きな差があると体質やカラダの状態により、ある人にとっては悪影響を及ぼし、病気の発病の原因となります。それらを東洋医学では(りっき)と呼びます。発病の原因となった六気を、「〇〇邪(じゃ)」と表現します。
●寒邪(かんじゃ)
●暑邪(しょじゃ)
●燥邪(そうじゃ)
●湿邪(しつじゃ)
●風邪(ふうじゃ)
●火(熱)邪(かじゃ・ねつじゃ)
東洋医学ではこのような考えからアプローチし、古来より人々の健康をサポートしてきました。
暮れから、特に小さなお子様がいらっしゃるご家庭ではインフルエンザは流行しているようです。新年から体調を崩すことが無いよう、感染予防に十分ご留意頂きたいと思います。今年も皆様の健康管理のお手伝いをさせて頂けますよう、信頼できる医療を目指して、診療に励みたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
皆様にとりまして、素晴らしい一年になりますようお祈りいたします。
平成31年 正月
鍼灸整体ハリタス 代表 赤井 康紀